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第94回アカデミー賞国際長編映画賞ノミネート|『ブータン 山の教室』公式サイト

ブータン料理レシピ
文部科学省特別選定(家庭向き) 文部科学省選定(少年向き、青年向き、成人向き)厚生労働省社会保障審議会推薦
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ブータン 山の教室
ブータン料理レシピ
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ブータン 山の教室
Blu-ray&DVD 発売中

Introduction

秘境の地で、伝統を守りながら生きる人たち

標高4,800メートルの地にあるブータン北部の村ルナナ。ブータン民謡が響きわたるこの村で暮らすのは、大自然とともにある日常に幸せを見つけ生きる大人たち。そして親の仕事の手伝いをしながらも、“学ぶこと”に純粋な好奇心を向ける子どもたちだ。人口わずか56人のルナナには、電気も携帯電話もない。『ブータン 山の教室』に登場するのは、実際にルナナで暮らす人々だ。ブータンの新鋭、パオ・チョニン・ドルジ監督は、人々の笑顔あふれる暮らしを圧倒的な映像美で映し出した。グローバル化が進み、世界の景色が単一化するいま、この作品は私たちに“本当の豊さとは何か”を教えてくれる。

Story

思いがけない場所で見つけた、生きることの喜び

現代のブータン。教師のウゲン(シェラップ・ドルジ)は、歌手になりオーストラリアに行くことを密かに夢見ている。だがある日、上司から呼び出され、標高4,800メートルの地に位置するルナナの学校に赴任するよう告げられる。一週間以上かけ、険しい山道を登り村に到着したウゲンは、電気も通っていない村で、現代的な暮らしから完全に切り離されたことを痛感する。学校には、黒板もなければノートもない。そんな状況でも、村の人々は新しい先生となる彼を温かく迎えてくれた。ある子どもは、「先生は未来に触れることができるから、将来は先生になることが夢」と口にする。すぐにでもルナナを離れ、街の空気に触れたいと考えていたウゲンだったが、キラキラと輝く子どもたちの瞳、そして荘厳な自然とともにたくましく生きる姿を見て、少しずつ自分のなかの“変化”を感じるようになる。

Cast

ウゲン: シェラップ・ドルジ

ウゲン: シェラップ・ドルジ

音楽の道に進むため、学業を中断。現在は、ブータンの首都ティンプーにあるレコードレーベルM-Studioに所属。自身も、主人公ウゲンのように音楽の世界で夢を叶えるためオーストラリア移住を考えていた時期がある。本作は、俳優デビュー作にあたる。
ミチェン: ウゲン・ノルブ・へンドゥップ

ミチェン: ウゲン・ノルブ・へンドゥップ

音楽と演じることが好きな失業中の土木技術士。この作品で俳優として、映画デビューを果たす。もともとはウゲン役のオーディションに参加していたが、監督が彼の演技を気に入り、特別にミチェンの役をつくった。
セデュ: ケルドン・ハモ・グルン

セデュ: ケルドン・ハモ・グルン

ロイヤル・ティンプー・カレッジの二年生。M-Studioにも所属しており、多くの歌をプロデュースしている。一年間カレッジを休学し、映画の撮影に臨んだ。本作で俳優として映画デビュー。
ペム・ザム: ペム・ザム

ペム・ザム: ペム・ザム

実際にルナナで暮らす9歳の少女(撮影当時)。演じた役同様、家庭は崩壊しており、現在は祖母と暮らしている。人生で一度もルナナを出たことがないため、電気やインターネットに触れるのは彼女にとって初めての経験だった。いつの日かルナナの山々を越え、車に乗るのを夢見ている。

Crew

監督・脚本 パオ・チョニン・ドルジ

監督・脚本 パオ・チョニン・ドルジ

1983年6月23日生まれ。作家、写真家、映画監督。
映画『ザ・カップ~夢のアンテナ~』(1999年)で知られる、ケンツェ・ノルブ監督作『Vara:A Blessing』(原題、2013年)で監督助手として映画の世界でのキャリアをスタート。その後、同監督による『ヘマへマ:待っているときに歌を』(第12回大阪アジアン映画祭上映時タイトル、2017年)をプロデュース。同作品はロカルノ映画祭でワールドプレミアされ、国際的にも高く評価された。『ブータン 山の教室』は、パオ・チョニン・ドルジ監督の長編デビュー作。
プロデューサー ステファニー・ライ

プロデューサー ステファニー・ライ

LAMDA(ロンドンアカデミー・オブ・ミュージック・アンド・ドラマテックアート)で演劇を学び、15年間台湾の劇団Performance Workshopで女優として活躍。映画デビュー作は、エドワード・ヤン監督の傑作『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』(1991年)。『ブータン 山の教室』では、初めて演技をする村人たちの演技指導も担当した。2009年にパオ・チョニン・ドルジ監督と結婚。
アソシエート・プロデューサー ツェリン・ドルジ

アソシエート・プロデューサー ツェリン・ドルジ

ブータンの首都ティンプー在住の映画監督、劇作家。『ヘマへマ:待っているときに歌を』では主演も務めるなど、多岐にわたり活躍。動物愛護活動家でもあり、ブータンの動物保護のためにも力を注いでいる。本作では、シンゲ役として出演している。
撮影 ジグメ・テンジン

撮影 ジグメ・テンジン

ブータン在住。ニューヨークで様々な作品の制作に携わる。ここ10年はブータン、ネパール、インド、そしてアメリカを中心に活躍している。

Director

監督インタビュー

この映画を撮ろうと考えたきっかけを教えてください。
世界の景色がどんどん単一化されていくなかで、ブータンは独自の文化や伝統を頑なに守ってきました。インターネットとテレビが解禁されたのは、1999年。世界のなかでもかなり遅い方ですが、これは外から影響を受けることで、我々の文化が変わってしまうのではないか、という危惧があったからなのだと考えられます。実際、ブータンが少しずつ外の世界を受け入れていくようになると、必死に世界に追いつこうとするあまり、独自性が失われつつあるのではないかと、肌で感じるようになりました。
本作は、ブータンのさまざまな話を継承したいという想いから生まれました。この映画のストーリーのあらゆる要素は、私がブータン中を旅したときに聞いたエピソードや、出会った人々がベースになっています。そこにこそ、ブータンという国の本当の“価値”が宿っているのではないかと私は考えたのです。私は、これからを生きる世代がブータンの独自性を忘れないでほしい、という思いを込めてこの作品をつくりました。
「ヤクに捧げる歌」が強く印象に残ります。なぜこの歌を映画の重要なシーンに使ったのでしょうか。
この歌は、ブータンで広く知られている伝統歌です。歌詞自体はとてもシンプルですが、ブータン人の生活、人生、そのすべてが詰まっています。農家として、ヤク飼いとして生きる日常だけでなく、すべてのブータン人の生活の基盤である、「仏教とは何か」についても触れています。この歌は、高地で暮らすヤク飼いの歌です。人生について多くのことを教えてくれると同時に、私たちが暮らす自然と大地への感謝も歌われています。さらに、仏教がいかなるものなのかも伝えています。輪廻転生などについても触れられているんです。
私がこの歌を選んだのは、私たちが学ぶべき素晴らしい教訓は思いがけない場所から届く、ということを思い出してほしい、と考えたからです。ヤク飼いが歌う山の歌に、人生の教訓があるとはなかなか思わないでしょうからね。
日本の観客へメッセージをお願いします。
私はこの映画が日本で公開されることを大変嬉しく思っています。私はこれまで何度も日本を訪れており、ブータンと日本は、文化、伝統、そして人々の内面において多くの共通点があると感じています。100年前の日本はまさにブータンのような国だったのではないかと想像しています。
この作品で、日本の皆様とつながることができれば嬉しく思います。

Trailer

comments

ヒマラヤの清涼な空気の中に、歌声が流れる。村⼈の暮らしにとって宝物のような動物、ヤクを称える歌だ。⼦どもたちの好奇⼼に満ちた輝く瞳と、⼭の神々や⼤⾃然に捧げられるこの歌声が、気付かせてくれる。⼤切なことは遠くにあるのでは無いことに、近代的で便利な⽇々にあるのでは無いことに。渡辺⼀枝(作家)

村の暮らしが美しい!⾸都ティンプーから⼭のルナナへの旅も、最⾼!ブータンが好きでコンサートをした私、すっかりルナナのファンになってしまいました。加藤登紀⼦(歌⼿)

現代ブータンの発展にまずはびっくり。その対極にあるルナナの⼈々の純粋さと強さに⼼打たれ、何気ない場⾯に幾度も涙があふれました。⼈を⼤切に思うこと、思われることが⼀番の幸せだと⼼から思える作品です。⼦どもたちと今⾵の先⽣の成⻑をずっと⾒つめていたい。紺野美沙⼦(俳優・朗読座主宰)

⼈が真の⽣きがいを⾒つけるためには、⼈のためになること、そしてその背景にはいつも⾳楽があること。『ブータン ⼭の教室』は、忘れてはならない⼤切なことを、あらためて感じさせてくれるパワフルな作品です。⼋神純⼦(歌⼿)

秘境というとロマンティックな響きですが、電気も⽔道もない標⾼4,800メートルの集落で暮らすとなると厳しいものがあるはず。でも、⾃然環境の美しさに息を飲むものがあります。劇映画ではあるものの、多くの登場⼈物はありのまま、中でも9歳の⼥の⼦ペム・ザムには完璧に⼼を奪われてしまいます。ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

この映画を⾒ながら、かつてパキスタンの⼭間の村を訪れた時のことを思い出した。もう⼆度と会えないと思って別れた少年と20年ぶりにFacebookで繋がってテレビ電話でその家族と話をした。時は流れている。でも、⼤切なことは変わらない。そういうことを気づかせてくれる旅だった。この映画を⾒ながら、ずっとその時のことを思い出していた。鶴⽥真由(⼥優)

歌とはどこで、誰のために、何をテーマに歌うのか?を教えてくれる映画です。「ルナナ ヤクのいる教室」という原題も素敵です。主題曲はもちろん、国を代表する⾳楽家ジグメ・ドゥッパさんの歌と弦楽器ダムニェンの演奏も素晴らしい。鑑賞後ブータンとの距離が縮まり、訪れてみたい国がまた⼀つ増えました。OKI(樺太アイヌ伝統弦楽器トンコリ奏者)

「教師は未来に触れることができる⼈」という⾔葉が教職に⾝を置く私の⼼を揺さぶりました。情報と物質に満ち溢れる現在の⽇本だからこそ、学校でしか教えられない「未来」を⼦供達に与えていきたいと⼼に誓いました。 浦⽥貴⼦(太宰府市⽴太宰府⼩学校 校⻑)

Theater

地域 劇場名 公開日
東 北
宮城 フォーラム仙台 近日公開
関 東 / 甲信越
東京 YEBISU GARDEN CINEMA 3月13日(金)-
26日(木)
東京 アップリンク吉祥寺 3月13日(金)
栃木 小山シネマロブレ 3月20日(金)
栃木 宇都宮ヒカリ座 5月22日(金)
長野 東座 3月14日(土)
中 部
愛知 伏見ミリオン座 5月1日(金)
静岡 静岡シネ・ギャラリー 3月20日(金)-
4月2日(木)
関 西
大阪 テアトル梅田 3月20日(金)
京都 京都シネマ 3月27日(金)-
4月9日(木)
中 国 / 四 国
広島 八丁座 近日公開
九 州 / 沖 縄
福岡 KBCシネマ 近日公開
宮崎 宮崎キネマ館 3月27日(金)-
4月9日(木)
沖縄 シネマパレット 3月27日(金)-
4月9日(木)
沖縄 シネマプラザハウス1954 4月10日(金)-
4月23日(木)